運転
こんにちは、ペンギンです。
ここ最近は、気温差や気圧差、天気、湿度など色々と体に負担がかかる日々が続いていますね。
日記を書いている今日は晴天の真夏日です。雨よりは全然ましですが、暑さで体調を崩さないように頑張りすぎずに頑張っていきます。私は常に気を張ってしまうので、肩の力を抜くのがなかなか難しいですが、、、(笑)
さて、
今日は『運転』について、日記を書いていこうと思っています。
私自身、車はそこまで詳しくありませんし、特別上手なわけでもありませんが運転自体は好きです。特に自然の中のドライブが一番好きです。ここ最近で、一番良かったのは伊豆スカイラインがとても空気がきれいで気持ち良かったです。
ですが、この症状を発症してから車に慣れるまでは大変でした。
パニック障害を発症後、私は自身の運転以外では車に乗ることは出来なくなりました。
後部座席はもちろん、助手席も乗っていると、動機や不安感、冷や汗、吐き気など様々な症状が襲ってきました。
ここで初めて
「今までできていたものを失う・できなくなる」
ことへの絶望感を感じました。
私は今まであたりまえにできていたことへの幸せを深く感じました。
上の症状はよく乗り物酔いと間違えられることが多いのですが、実際は違っていて車から降りるとすぐに治まります。また、酔い止めの薬も効かずどちらかというと抗不安薬を飲むと少し落ち着きます。
それをきっかけに、
乗り物については、たまに電車を使用することもありましたが、基本的に自分で運転する車のみとなりました。
「それなら、自分で運転する」で問題解決!
と思いきやそうはいきませんでした。
最初のうちは、運転できるには私の中で条件がありました。
まず、空腹であること。
2つ目は、薬を内服していること。
3つ目は、自分のタイミングで車を停めることができる道のみ運転。
この条件が揃ってないと運転できませんでした。
空腹であることは、気持ち悪くなっても吐くものがないという安心感、薬の内服は不安感をやわらげ、自分のタイミングで車を停めることができることは「もし体調が悪くなっても停まれる、車から降りられる」との安心感です。
それと、車で走るときに苦手な場所も増えました。
1つ目はトンネルです。
閉所恐怖症に近いものと車から降りられない、息が詰まる感じがするためです。
2つ目はガタガタ道です。
これは、速度抑制でよく道にひかれているガタガタする道です。
私がパニックを発症した時は電車でした。電車は縦揺れのタイミングで無意識のうちに体にトラウマとして残ってしまいました。
3つ目は立体の駐車場です。 ※場所によります
立体の駐車場と言えば、上の階や下の階に行くときにぐるぐると回ります。その回る動きで何故か不安が誘発されます。不安が出てくると上記の症状が現れます。
初めはそのような感じでした。ですが、今後の生活を考え、少しずつ改善しえ行きたいと思い、先生とも話しながら克服するリハビリを行いました。
運転の際には必ず奥さんを隣に乗せ、自主的に運転を行いました。
まずは、人道理の少ない道を次によく通っていた慣れた道を、、と行っていきました。
不思議と慣れている道では、信号の感覚、車が止まれる場所、渋滞が起こる場所を把握していたので繰り返し運転しているうちに体調を崩さずに運転で生きるようになりました。
練習を重ねるうちに、知らない道でも運転ができるようになりました。
しかし、そんなに物事は上手くいかず、
不思議なもので、症状には波があり調子のよい時は運転できました。
ですが、調子が悪い時(精神的・肉体的にに疲れているとき、気圧差や温度差など)には急に運転ができなくなることもありました。
ですが、めげずに繰り返し繰り返し行いました。3歩進んで2歩下がるときもあれば、1歩進んで5歩下がる日もありました。
ですが、奥さんもずっと隣で応援してくれていました。私が愚痴をこぼしたときには黙って聞いてくれました。
しばらくすると、運転距離も伸びるようになりました。
これだけで私はとても幸せでした。
「買い物に行ける」、「自然を見に行ける」、「奥さんと遠くに出かけられる」と
まだ今現在も、症状は治った訳ではなく上記の条件がないと運転できない時の方が殆どです。
ただ、自分の体調や症状が以前よりは解ってきた為、「今日または今なら運転しても大丈夫」というのが判断できるようになりました。
もかしたら、症状が少しずつ改善したことや乗り物に慣れてきたという可能性もあります。
今後も「めげずに、克服していけたらな」と思っております。
そんな感じで今回は『運転』についてでした。
ご愛読いただきありがとうございます